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【事業戦略】研修会社から「組織変革パートナー」へ。デリバリー部の事業戦略と3年後の姿
「私たちが目指すのは、受講生の行動変容、そしてクライアント企業の組織そのものが変わることです。」
そう語るのは、株式会社キカガクでToB事業部 事業部長を務める小林さん。
AI・DX教育の先駆者として知られるキカガクの中で、今、最も大きな変化の渦中にいるのがこの部門です。単なる「研修会社」の枠を超え、企業の変革パートナーへと進化しようとする彼らの事業戦略と、その先に見据える未来を紐解きます。
プロフィール
小林(Kobayashi) / 研修事業部 事業部長
新卒でミテモ株式会社に入社。インソースグループにてデジタルマーケティングを担当した後、法人向け映像教材の開発やMAツール導入、メール・セミナーを主軸としたマーケ施策の立案から実行までを担当。2022年より株式会社キカガクにて、DX・機械学習講師を経て、現在は ToB事業部全体の事業オーナーとして組織全般のマネジメントを担当。
「あるべき教育」を追求し、組織を動かす
私たちのミッションを一言で表すと、「あるべき教育の提供」です。これはキカガクのミッションである「あるべき教育で、人の力を解放する」を、法人向けサービスの最前線で体現することを意味します。
ここで言う「教育の実装」とは、研修で得た学びが現場で継続的に使われ、業務プロセスや意思決定が変わり、成果指標にまで反映されている状態を指します。
これまで私たちは、質の高い講義を提供することで高い評価をいただいてきました。データ分析ができなかった人が分析できるようになる、DXの必要性を管理職が理解する。そうした「個人の成長」が私たちの誇りでした。
しかし、価値を出し切れていないと感じる瞬間もあります。それは、研修だけで終わってしまい、組織の風土や事業成果にまで繋げられない時です。
だからこそ、今の私たちの責任範囲は「教える」ことにとどまりません。研修で学んだことが、実際の業務でどう活かされ、組織をどう変えるのか。そこまで伴走し、意思決定に関わることが私たちの役割です。
スケールフェーズで見えた「仕組み」という壁
現在の事業フェーズは、まさに「スケール中」です。市場環境も追い風となり、売上の柱として順調に成長していますが、だからこそ直面している課題があります。
これまで、私たちの成長を支えてきたのは「一部の高い専門性を持つメンバー」の貢献も大きかったのが現状でした。しかし、組織が拡大し、日本を代表するトップクライアントとの取引が増える中で、個人の力量に頼るモデルは限界を迎えています。
直近の大きな意思決定は、「登壇する講師」から「組織変革を設計するPM(プロジェクトマネージャー)」への役割シフトです。
今、最大のボトルネックは「仕組み」にあります。少ない人数で、いかに再現性を持って高い価値を出し続けるか。AIを自社業務にフル活用し、業務フローを抜本的に再構築する挑戦を始めています。
直近3年のゴール:AIを武器にした「非連続な成長」
私たちは、今後1〜3年で「教育」の定義をアップデートする3つのポイントに注力します。
- PM(プロジェクトマネージャー)の育成:単なる講師ではなく、クライアントの課題を特定し、人材育成の企画設計から実行までをリードできるコンサルタント集団へ。
- オペレーションのシステム化・AI導入:講義の準備から商品の開発まで、あらゆるプロセスにAIを組み込み、生産性を極限まで高めます。
- 提供価値の多角化:DX研修以外の領域や、研修という形に捉われない人材開発支援の比率を高め、クライアントの「非連続な成長」を支えます。
理想の状態は、キカガクがクライアント企業の「経営戦略の一部」として組み込まれている状態です。
教育は投資であり、リターンを生むもの。その証明を、私たちは仕組みと熱意で成し遂げたいと考えています。
戦略を動かすのは「人」の熱量
ここまで、私たちの事業戦略と未来の展望についてお話ししてきました。 少ない人数で大きな価値を生むためのAI活用、そして単なる講師から組織変革のパートナーへの進化。これらはすべて、非常に高い難易度の挑戦です。
しかし、どんなに優れた戦略や仕組みがあっても、最後にそれを動かすのは「人」の想いに他なりません。
では、この「正解のない変革」を共に楽しむのは、一体どのようなメンバーなのでしょうか?
キカガクスタンダードでは、私たちが大切にしているカルチャーや、求める仲間像について詳しくお伝えします。キカガクという組織の「体温」を感じていただければ幸いです。
