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成長視点と開発視点ー異なる入口からキカガクにたどり着いた、二人のこれまでとこれから
キカガクの ToB事業部 AX部門では、AIを駆使した開発業務・内製化支援を通じてお客様の課題解決に取り組んでいます。今回登場するのは、まったく異なるキャリアからこの事業部で活躍する二人のエンジニア、新井さんと掛本さん。別々の取材で、ほぼ同じ質問を投げかけました。
転職の軸、入社後のリアル、AI時代の開発の面白さと難しさ。それぞれの言葉から、AX事業部で働く姿が見えてきます。
キカガクとAX部門について
株式会社キカガクは、「あるべき教育で人の力を解放する」をミッションに掲げ、"教育"を軸に企業のDX・AI推進を支援する会社です。AI・機械学習領域の研修やスクール運営に加え、AIモデルの受託開発・コンサルティングまで幅広く手がけています。
その中でAX(AI Transformation)部門は、企業の業務課題をAI・機械学習・生成AIで解決するエンジニア組織です。構想・要件定義といった上流から、システム開発、そして社内での活用・内製化までを一気通貫で担います。今回登場する二人は、この事業部で日々お客様の開発に向き合っているメンバーです。
インタビュイー
新井さん|ToB事業部 AX部門 ソリューションエンジニア
プロを目指してバンド活動に打ち込んだ後、個人事業主、プログラミングスクールを経てエンジニアの道へ。キカガクは2社目。現在は開発業務だけでなく上流工程からプロジェクトマネジメントまで幅広く担当。
掛本さん|ToB事業部 AX部門 ソリューションエンジニア
大学では体育学部で、身体の動きを数値化して分析する研究に取り組む。大学時代でのプログラミング経験から、AIの世界へ。2024年1月にキカガク入社、現在3年目。
それぞれのキャリアと、キカガクとの出会い
──まずは、お二人のこれまでと、キカガクを知ったきっかけを教えてください。
新井:大学卒業後は、プロを目指してバンド活動をしていました。その後は個人事業を2年ほど。プログラミングスクールを経てエンジニアになり、キカガクは2社目です。キカガクのことは、もともと YouTubeの Python 動画で名前を知っていました。
掛本:僕は大学が体育学部で、その中でも理系寄りのゼミに所属して、身体の動きを数値に起こして分析する研究をしていました。最初は Excel で分析していたのですが、プログラミングに出会って「今までポチポチやっていたことが一瞬で出る」のが、自分の中で革命だったんです。そこからAIに関われる会社で働きたいと思うようになり、勉強する中で YouTube のキカガクの動画や記事に出会って、名前を知りました。
転職の軸と、入社の決め手
──転職活動では、どんな軸で会社を探していましたか?
新井:一番大きかったのは「自分が成長できる場所かどうか」です。前職は業務内容的に成長が難しく、このまま居続けるのは成長の観点でリスクだと感じていました。エンジニアという軸の中で、フルリモートで働ける環境も探していましたね。
掛本:僕は「もっと開発をやりたい、プログラミングをバリバリ書きたい」という気持ちが主軸でした。自社サービスでも受託でもよくて、開発に携われるなら業界は絞らず探していました。製造業系や、あるタクシーアプリの機械学習の募集などにも応募していました。
──キカガクに決めた理由は?
新井:正直、大層な理由はないかもしれません(笑)。当時は自分の市場価値を試したくて、キカガク1社だけを受けて、通ったので決めました。転職エージェント経由で、紹介の中でAIという点が目に留まったこと、もともと動画でキカガクを知っていたこと、そして教育業界にも興味があったこと(学生時代に塾講師をしていました)が重なって、面白そうだと思ったんです。
掛本:決め手の一つは、面接の雰囲気でした。皆さんすごく話しやすくて。自分の熱量を持った話を聞いてくれて、「自分はこう思う」と対等な立場で話してくれたのが印象的でした。あとは、もともとベンチャーで働くことに興味があって、成長している会社がどう組織を作り、どんな人が働いているのかを知りたかった。勉強し始めの頃に出会ったキカガクからスカウトが来たときは、「ここで採用されたら楽しそうだ」とワクワクしました。
入社後に感じた、成長とギャップ
──入社後、想像とのギャップや変化はありましたか?
新井:「成長」という軸は一定満たせて、当時の目標だった「メンバーとして開発で自立して動ける」状態には達せたと思います。一方で、AIが登場してからは、AIにできる作業は人間がやる必要がなくなってきました。だから、コーディングのような作業そのものはそこまで成長していない、という当時とのギャップはありますね。求められるスキルもかなり変わってきました。
掛本:良いギャップは、開発がやりたくて入ったのに、その前段のお客様へのアプローチ――どう受注し、どう話し、何をプレゼンすれば合意が得られるかまで学べたことです。一方で、入った当時は事業部としてまだ確立されていなくて、育成のロードマップもありませんでした。良くも悪くも、どう学ぶか・誰をロールモデルにするかを自分で選ぶ必要があって、最初は右往左往しながら「自分は何をやりたいのか」を探していました。そこは大変でしたね。
──掛本さんが、今いちばん成長したと感じる部分は?
掛本:プログラミングそのものより(今はAIがほとんどやってくれるので)、お客様の意見を汲み取って、それをどう開発に落とすか、コードとお客様の間をつなぐ部分が成長できたと思います。これからは、お客様が本当に求めているものを引き出す力や、アウトプットの質をさらに上げるスキルを伸ばしたいです。
AX部門の強みと、正直な課題
──AX部門でエンジニアとして働く強みと、逆に感じている課題を教えてください。
新井:強みは、AIに精通したメンバーが集まっていることです。それによって少人数で案件を回せる。大人数になるとコミュニケーションコストが上がりますが、それを抑えて、認識の齟齬なく進められるのは大きいです。課題としては、個人的にはもう少し人数が欲しい。もともとチーム開発で皆と一つのものを作ることに興味があってエンジニアになったので、そこが今は叶いにくい。人数が少ないぶん、大規模な案件をリソース的に受けにくいのも、正直な課題です。
掛本:僕が感じる魅力は、裁量の大きさです。案件次第ではありますが、「この業界に興味がある」とチームリーダーに伝えると、できるだけ意向に合わせてアサインしてくれます。今は1日の業務時間のほとんどが設計・開発で、そこが楽しいですね。同時に進めるのは僕の場合は最大2案件で、まずは1案件に集中することが多いです。
一番タフだった案件と、そこで得たもの
──これまでで一番タフだった案件は?
新井:タフな案件は都度更新されていく感覚で、一つクリアすると、より難しいものが次に待っています(笑)。だから、今やっている案件が入社以来いちばんタフかもしれません。内容はSaaS開発で、企業が広告媒体にどれだけ予算をかけるか、その配分を予測するWebアプリをつくっています。フロントエンドが中心ですが、インフラもバックエンドも見て、今後は運用保守も担う予定で、全体に関わっています。一番タフなのは、フロントエンドの経験がほぼない状態でのアサインだったこと。スクールでHTML/CSSを書いた程度からのスタートでしたが、SaaSは要求レベルが高い。原理原則を理解しつつ、細かいコードはAIと協働しながら、なんとか応えています。
掛本:直近では、生成AIを使ったシステム開発になると思います。要件定義・設計という上流から入る案件で、それまでの僕のスキルは、システム開発というよりAIのモデル開発や実装などバックエンドが中心。それがこの案件では、フロントエンドからバックエンド、さらに生成AIとの連携まで担当することになって、ほぼシステム開発の意識がない状態でスタートしました。キャッチアップしながら、ベータ版開発をゴールに約4ヶ月で一気に走り切ったのが、本当にタフでしたね。結果はお客様の受けも良く、いまは本番開発に向けた要件定義まで進んで、本番開発の案件につながりそうな状況です。
どんな人と働きたい? そして、候補者へ
──AX部門にマッチするのは、どんな人だと思いますか?
新井:成長意欲が強く、どんどん吸収していける人と働きたいです。最終的に、メンバーが成長できるかどうかで事業部のインパクトも変わります。だから、常に上を目指してくれる人は、事業部にポジティブな影響を与えてくれると思います。
掛本:二つあって、一つは自発的に行動できる人。人数が少ないので「あれやって、これやって」と指示が降ってくることは少ないんです。事業部や他の案件の状況を見ながら、「自分ならここを手伝える」と、個人にとどまらずチーム単位で考えて動ける人は、すごくマッチします。もう一つは、お客様にどれだけ喜んでもらえるかを大事にできる人。メンバーが直接お客様と話す機会が多いので、「ありがとう」をもらえることに達成感を覚えられる価値観の人は合うと思います。
──最後に、これを読んでいる候補者へメッセージを。
掛本:当時の自分に向けて言うなら――その頃の僕は迷いがなくて、熱量とガッツで動いていました。「今はできないけど勉強します、やらせてください」というモチベーションで転職活動をしていて、それが今のキカガクとすごくマッチしています。ガッツや熱量があれば、それを活かせる場・経験を積ませてくれる場を必ず提供してくれる会社です。そういう方には、心からおすすめしたいです。
新井:成長はすごく大事だと思っていて、その思いがある方にとって「環境を変える」ことは重要な手段です。キカガクのAX部門は成長できる環境が整っていて、裁量も自由にいただける。挑戦できる場として環境が整っているので、その気持ちがあるなら、ぜひ一緒に仲間として頑張れたら嬉しいです。
まとめ
異なるキャリアを歩んできた新井さんと掛本さん。それでも二人の言葉には、「成長」「裁量の大きさ」「お客様との距離の近さ」、そしてAI時代ならではの開発の面白さという共通点がありました。
少数精鋭だからこそ任される範囲は広く、その一つひとつが成長の機会になる――そんなAX部門に少しでも興味を持った方は、ぜひ一度お話ししましょう。
